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Channel: 海鳴りの島から
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長島近くへスパッド台船が移動

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 26日は午前8時40分頃、松田ぬ浜を15艇のカヌーが抗議行動に出発した。JR東労組が浜にやってきてカヌーチームを見送ってくれた。前日は午後から風が強くなったとのことで、この日も風の状況に注意しながらの行動となった。

 キャンプ・シュワブの海岸近くでは、解体された建物の鉄筋や窓枠などの金属類をトラックで搬出する作業が行われていた。周辺には破砕された瓦礫が山積みされ、ブルーシートをかぶせられた山が複数ある。沖縄防衛局は作業ヤードの路盤材に使用すると説明しているが、アスベストの処理が適切になされたか、厳しくチェックする必要がある。

 辺野古崎の岩場を抜けて、長島の南側で抗議船3隻と合流した。前日25日に浮き桟橋付近に置かれていたスパッド台船2隻のうち1隻が、プライベートビーチ北側の沖合に移動している。すでに掘削棒が入れられており、新しい場所でのボーリング調査が始まっている。

 26日は午前9時半頃、もう1隻のスパッド台船が浮き桟橋付近から移動を始め、タグボートに曳かれて長島の方に近づいてきた。カヌーチームと抗議船も長島の北側に移動し、カヌー13隻がフロートを越えて抗議行動を行った。

 行動中の写真は撮れていないが、台風7号が接近する前に設置されていた調査地点にスパッド台船が曳航されている。台風で中断され、まだ調査が終わっていなかったようだ。フロートからは100メートルほどの距離で、カヌーでの抗議行動が可能な場所である。

 フロートとオイルフェンスが二重三重になって伸ばされているが、みな苦労しながらもそれを越えて抗議している。問題はカヌーの数が少ないことだ。20艇以上のカヌーがフロートを越えていかないと、スパッド台船に近づくのは難しい。ぜひ多くのカヌーメンバーに、今の場所で調査が行われている間に海上行動に参加してほしい。

 26日は午後から風が強くなり、残念ながらカヌーによる抗議行動は午前中で切り上げざるを得なかった。天候にも左右され、フロートやオイルフェンス、海保の弾圧と厳しい状況でカヌーを漕がなければならない。しかし、これまでの抗議の積み重ねが、ボーリング調査期間の大幅な延期を生み出している。弾圧に屈することなく、抗議を続けましょう。

 


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