http://www.youtube.com/watch?v=dkHR6jr7Yqs
9月19日は午前8時頃から、N4のヘリパッド建設現場でチエンソーの音やバックホーが動く音が聞こえ出した。樹木を伐採し、根株を掘り起こして整地作業を行ったのだろう。約1ヶ月ぶりにN4のヘリパッド2建設現場で工事が再開された。
黄色のバックホー1台のほかに白のトラックとパジェロ、ワンボックスカーがそれぞれ1台動いていた。ナンバプレートを隠しているが、車体の特徴から7月以降、何度かN4の現場に姿を見せていた車両だということが分かる。訓練場内に置かれていて、工事に使うと同時に、メインゲートの近くにある宿泊所との往復にも使われている車両である。
白トラックは町田機工というレンタル会社から、丸政工務店が借りているものだ。それにしても、米軍基地内とはいえ、民間車両のナンバープレートを隠して工事に使用することは、違法ではないのか。沖縄防衛局の指示だろうが、県議会や国会で追及してほしいものだ。
9月は台風の季節だ。こういう時期に樹木の伐採を行えば、急峻な崖に囲まれたヘリパッド建設現場で、赤土流出や土砂崩れがこる可能性が高まる。沖縄県の環境影響評価審査会がどのような答申を出そうと、お構いなしで工事を強行する。このような沖縄防衛局の姿勢を見れば、「自主アセス」なるものがいかに欺瞞的なものかが分かる。
http://www.youtube.com/watch?v=l_SIFJd5Q98
http://www.youtube.com/watch?v=QdND0_dWt9I
http://www.youtube.com/watch?v=BAp3dq5uwtI
今週は大型バスで100名ほどの米兵が北部訓練場にやってきて、森の中で連日訓練を行っている。連動した訓練なのか、編隊を組んだヘリが北部訓練場の上空を何度か飛行している。メインゲート前ではヘリパッド建設反対の監視行動と同時に、出入りする米軍車両への抗議行動も行っている。
沖縄で行われる米軍の訓練は、世界各地で殺戮と破壊を行うためのものだ。目の前を通るハンビーがイラクやアフガニスタンで何をしてきたか。そのことを常に考えなければならない。