23日も高江のN4ヘリパッド建設現場では、作業員の姿が見られなかった。今週は月〜金曜まで工事が行われなかった。工事を請け負っている丸政工務店の動きが全くなかったわけではない。偵察車らしい車の動きが確認されており、23日は助手席の作業員がビデオカメラを回しながらメインゲート前を通過している。監視・阻止体制の隙をついて、N4の工事現場に入ろうとしたが、思うようにいかなかったのだろう。
仮に監視・阻止行動を行っていなければ、他の建設業者と同じようにウークイとその翌日以外は、メインゲートから入ってヘリパッド建設工事を進めていたのは間違いない。土・日曜を含めて早朝から夕方まで、文字通り雨にも風にも夏の暑さにも負けずに北部訓練場の前に立つことで、どうにか工事を食い止めている。
しかし、限られた人数では限界がある。連日の行動で疲れもたまれば、自腹を切っての見返りのない行動であり、ガソリン代だけでも負担は大きい。多くの人の参加があれば、その分一人ひとりの負担は減る。戦争のための訓練施設を造らせないために、ぜひ高江まで足を運んでほしい。