7日(金)はカヌー4艇と抗議船1隻(平和丸)で海上行動を行った。
辺野古崎のK6護岸は被覆ブロックの設置が終わっていた。
これからK5~K7護岸の外側には消波ブロックが設置され、内側には根固め用袋材が設置されてその上に防砂シートが敷かれる。
K1~K4護岸では、その上にさらに根固め用袋材を置いて防砂シートを敷く形で、三重に防砂シートが設置されていた。
そうやって護岸の外に土砂が流出しないようにしたうえで埋め立て工事が始まった。
すでに石材(栗石)がゲートから搬入されているので、辺野古崎の作業ヤードでは根固め用袋材が大量に作られているのだろう。
この日は午前8時24分頃、ガット船3隻(第十八藤進、清明、進朋)が埋め立て用土砂を積んで大浦湾に入った。
カヌー4艇でガット船に抗議したが、GBから飛び込んできた海保を1人かわし、ガット船の近くまで漕ぎ進んだら、別のGBが横からカヌーに突っ込んできた。
舳先がぶつかりそうになったのを体を後ろに倒してかわしたが、カヌーはGBがぶつかって危うくひっくり返るところだった。
危ないだろうが、と怒鳴ったらGBの海保も慌てた様子だったので、わざとではないと思いたい。
こちらも大型船に突っ込むほど馬鹿ではない。だからといって理不尽な工事を眺めているだけの盆暗でもない。
手漕ぎのカヌーは非力だが、カヌーだからできる抗議もある。それを力の限りやるだけだ。
ウチナンチューぬしんかぬちゃー、なーひんがーしち海んかい出じてぃみらんな。海やうむさんどー。
海保に拘束されてGbで松田ぬ浜近くまで運ばれ解放されたあと、平和丸に乗って大浦湾の海上ヤードに移動した。
ランプウェイ台船から捨て石の投下が行われていて、カヌーでオイルフェンスの中に入り、海保に拘束されない形で状況を見た。
その後、カヌチャリゾートの沖で行われているサンゴ移植に向けた準備作業の様子を見た。
カヌーが近づくとダイバーが海から上がり、休憩を取りながらこちらの様子を見ていた。
安全性を最優先しながら、できる限りの阻止・抗議行動を海上て展開したいものだ。