16日(木)はカヌー6艇と抗議船1隻(平和丸)で海上行動を行った。
午前8時6分頃、カヌーチームが松田ぬ浜を出発した。
途中で平和丸に乗り込み、長島の間を抜けて大浦湾に出た。
海保のGB(ゴムボート)が規制をかけてきたのでカヌーに乗り移り、ガット船に向けて漕いで土砂搬入に抗議した。
この日はガット船3隻(聖嶺、第三十八ひなた丸、栄雄丸)が大浦湾に入った。
海保のGBが待ち構える中で、実力で阻止するのは難しい。
だが、海上での抗議行動を警戒して大浦湾にオイルフェンスやフロートを張り巡らし、航路付近の出入り口を一々開かなればならない状態を作り出しているだけで、工事の進行を遅らせている。
不完全で限界があっても、海上行動によって今できていることの意義は認識したい。
この日は風が強く、大浦湾は白波が立っていて、カヌーメンバーをゴムボートに乗せようとする波に流され手間取っていた。
風の影響なのか、K7護岸上でK6護岸建設を行っているクローラークレーンは、9時半過ぎまで動きがなかった。
強風のためこの日の海上行動は、午前9時半過ぎに終了した。
午後10時24分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
土砂の仮置き作業が続けられていた。
午前10時42分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。
K9護岸とN2護岸では土砂の陸揚げが行われていた。
海上ヤードでは石材の投下が行われていた。