写真は3月19日午後3時15分から27分頃にかけて撮影したものである。
辺野古弾薬庫新ゲート(商業用ゲート)建設工事の様子で、沈砂池だった場所が一部を残して埋め戻され、南側の隅では立坑が掘られている。
この時間帯は底に溜まった泥をクレーン車を使って外に出し、専用のトラックに載せて搬出していた。
専用車はこのあと国道329号線を南に走っていった。
クレーン車の周りには大型のヒューム管が5個置かれている。
その近くでは、同じく沈砂池を埋め戻し、マンホールの建設が進められている。
辺野古新基地建設と並行して、辺野古弾薬庫も大規模に改良工事が行われている。
現在、辺野古崎付近の海域で進められているK5~K7護岸の工事は、埋め立て後に装弾場となる場所の工事である。
大浦湾側の埋め立てが進み岸壁が造られると、米軍や自衛隊の艦船が接岸できるようになる。
隣接する辺野古弾薬庫から近距離で弾薬を装備したり、積み込むことが可能となるのだ。
「沖縄の基地負担軽減」などまったくのまやかしであり、自衛隊基地の新設と相まって、日米両軍の拠点としての強化がさらに進む。
機動隊や海保が常駐する辺野古新基地建設現場では、多くの人が集まらなければ工事を遅らせることすらできない。人が少ないと短時間で強制排除される。
人それぞれいろいろな条件を抱えている。ぜひ時間をやりくりして、各現場での抗議行動に参加してほしい。