11日(月)は2回目の資材搬入に対する抗議行動に参加するため辺野古に行ったのだが、今日から搬入ゲートがいつもの工事用ゲートから、辺野古弾薬庫近くにある第4ゲートに替わっていた。
辺野古弾薬庫の新ゲート(商業用ゲート)建設のために造られた、国道329号線に面する工事用の出入り口から資材を積んだ車両が入り、造成地内に造られた道路を通って第4ゲートに向かっていた。
渋滞緩和を理由にしているが、この出入り口は左右ともにカーブが近くて見通しが悪い。一般車両がお巻き込んだ事故が起こりかねない。
住民の安全や生活を二の次にして工事を進めるのが沖縄防衛局のやり方だ。市民の行動拠点であるテントから引き離すのも狙いだろう。
できたばかりのキャンプ・シュワブ第4ゲートでは、軍警備員が車両の入構確認を行っていた。
第4ゲート横の駐車場には機動隊のバスが並んでいた。
近くでは美謝川切り替え工事も行われていて道路が入り組んでいる。沖縄防衛局からすれば、工事車両をこの地域に集中させることで、米軍の活動に配慮を示しているのだろう。
午後2時32分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
土砂を積んだダンプトラックがひっきりなしにやってきて、南側の方に土砂を仮置きしていた。
辺野古先付近では、大型クレーン車がK6護岸に被覆ブロックの設置を行っていた。
午後3時23分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。
K9護岸には1隻、N2護岸には2隻のランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。
K8護岸には空のランプウェイ台船が接岸したままで、陸揚げ作業は行われていなかった。
この日は朝、ガット船2隻(國喜18、第十八藤進)が大浦湾に入り、ランプウェイ台船に土砂を積み替えていた。
この時間帯は海上ヤードの石材投下は行われていなかった。
3回目の資材搬入に抗議するため集まった市民は、2時46分の時報に合わせて黙禱を行っていた。