7日(水)はカヌー7艇と抗議船1隻(平和丸)で海上行動を行った。
午前8時にカヌーチームは松田ぬ浜を出発した。途中で平和丸に乗り込み、長島の間を抜けて大浦湾に出た。
この日は朝、ガット船3隻(marumasa5号、寿鷲丸、聖嘉)が大浦湾に入った。
ガット船が航路に入ってくるのに対し、カヌー7隻で抗議した。
前日、一昨日と沖縄島西側の波が高く、ガット船による土砂の補給が間に合っていない。
ランプウェイ台船はほとんどが空の状態で、ガット船は3隻ともすぐに土砂の積み替えを行っていた。
前日までに土砂切れとなっており、午前中は土砂を積み替えただけでK9、N2、K8護岸ともに陸揚げ作業は行われなかった。
前日6日から辺野古崎でK5護岸建設のため捨て石の投下が始まっている。
今日は午前中、前日投下した捨て石の側面に白い防砂シートを敷き、その上に根固め用袋材を置いて保護していた。
また、護岸の天端に鉄板を敷き、溶接する作業も並行して行われていた。ショベルカーの足場を安定させるため、護岸が伸びる都度これらの作業がくり返される。
この海域は浅い岩場なので工事の進行が速い。二重に張られた大型オイルフェンスの上にカヌーを引っ張り上げ、根固め用袋材の設置に合わせカヌーを漕いで現場に近づき抗議した。
海上ヤードの様子も見に行った。前日のお昼頃に見た時と同じようにショベルカー2台は石材の前の方に置かれたままで、午前中は投下作業は行われなかった。
時おり小雨が降る天気だったが、午後からはさらに天気が悪くなるので、午前中で海上行動を切り上げた。