6日(火)は午前11時53分頃、名護市辺野古のキャンプ・シュワブ工事用ゲート前に行き、この日2回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。
約30人の市民がゲート前に座り込んだり、歩道でプラカードを掲げて新基地建設反対を訴えた。
国会では自民党議員の裏金問題で野党の追及が行われている。岸田首相の答弁を聞いていると、その場しのぎでごまかしていこうという腹が透けて見える。
親の地盤、看板を引き継いだ2世、3生議員が幅を利かせ、企業と癒着して利権をあさる。こんな政治を何十年もくり返して、自然や社会環境を破壊し、衰退の道を転げ落ちてきた。
後は野となれ山となれ、我が亡き後に洪水よ来たれ、か。基地を造って金を儲け、武器を売って金を儲け、次の世代のことなど知ったことか、と言わんばかりの腐った連中がはびこっている。
車で移動しながら国会中継を聞いていると、むかついてならない。裏金議員の落選運動が大きく広がってほしい。
今日から辺野古崎の海岸では、K5護岸建設の捨て石投下が始まっている。
列をなして入っていった生コンのミキサー車は、護岸の被覆ブロックを制作するためのものだろう。
K5護岸建設の捨て石も搬入され、他に生コンプラントの砂利、再生路盤材、アスファルトなどが入った。
午後1時11分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
K9・N2護岸から運ばれてきた土砂が運ばれてきて、大浦湾側の埋め立てに使用する土砂の仮置きが行われていた。
埋め立て工事の写真を撮っていたら、サシバが飛んできて近くの屋根にとまった。
小学校の頃、秋に運動会練習をしていたら、サシバの群れが飛んできて運動場の上で何十羽と旋回していた。
この時期にも残っているのをウティダカ(落ち鷹)と呼んでいたが、沖縄でつがいで冬を越しているようだ。
午後1時49分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。
K9・N2護岸にはランプウェイ台船1隻が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。
K8護岸には空のランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げは行われていなかった。
昨日、今日と沖縄島西側の海が荒れていて、ガット船は1隻(栄雄丸)しか入っておらず、土砂の補給が間に合っていないようだ。
海上ヤードでは、第八十八ひなた号に石材が積まれていたが、この時間帯には投下作業は行われていなかった。
辺野古先付近では大型のクレーン車がもっこを吊り下げ、K5護岸建設のため捨て石を海に投下しているのが確認できた。
沖縄の貴重な自然が破壊されていくのを目の前に見るのはつらいが、ぜひ多くの人がカヌーや船に乗って海上行動に参加してほしい。
森のケラマツツジもほとんど散ったが、遅れて咲こうとしているつぼみが帽子をかぶっているようで面白かった。