排除
30日(火)は午後12時前に名護市辺野古のキャンプ・シュワブ工事用ゲート前に行き、この日2回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。
30人近い市民がゲート前に座り込んだり、歩道でプラカードを掲げて、辺野古新基地建設反対を訴えた。
通常国会が開会した。自民党の裏金問題の追及が始まるが、次の選挙で裏金議員の落選運動を全国で起こし、政治家として終わらせなければいけない。
こんな連中が沖縄に米軍基地を押しつけ、辺野古新基地や自衛隊基地の建設を強行させているのだ。
防衛省・沖縄防衛局が発注する工事を受注している企業から、どれだけの献金が自民党になされたか。
軟弱地盤の改良で工事が長引き、予算が増大すればするほどゼネコンは儲かるのだ。
ゲート前では、新基地建設の予算を被災地に回せ、の声がくり返されている。
砂や砂利など生コンプラントの材料や再生路盤材、生コンのミキサー車、フレコンバッグ、クレーン車、掘削用機材などがゲートから入った。
K5護岸建設に使用される石材が連日搬入されているが、荷台から岩がこぼれ落ちそうな過積載の車両が目立った。
工事車両が入ったあと、ゲート前でデモ行進やシュプレヒコールを行い、2回目の抗議活動を終えて昼食に入った。
午前11時21分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
K1護岸付近の黒いフレコンバッグをトレーラー車に積んでいるようだった。別の場所に移動するのか。
辺野古崎付近には連日大型のクレーンが立っている。K5護岸の建設に向け、先週から消波ブロックの移動が行われているが、この時間は稼働していなかった。
土砂を運んできたダンプトラックは、K4護岸沿いの南側に投入されていた。
K4護岸沿いにショベルカーで土手が造られている。沖縄防衛局は沈砂池を集約すると説明しているようだが、これらの土砂も最終的には大浦湾に投入されるのだろう。
これから軟弱地盤の改良工事やA護岸の建設工事が始まれば、現在土砂陸揚げに使用されているK9・N2・K8の護岸などが使いずらくなるだろう。その前にできるだけ土砂を陸揚げし、辺野古側の埋め立て工区に仮置きしておきたいのではないか。
午後1時7分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。
K9護岸は土砂を積んだランプウェイ台船が着岸したばかりで、陸揚げが始まっていた。
N2護岸は空のランプウェイ台船が接岸していて、土砂の陸揚げは行われていなかった。
K8護岸は土砂を積んだランプウェイ台船が接岸していたが、ダンプトラックの動きは見られなかった。
ガット船は朝、4隻(清明、marumasa6号、寿鷲丸、第51進宏丸)が大浦湾に入り、土砂の積み替えを行っていた。
海上ヤード建設海域では、第八十八ひなた号から石材の投下が行われていた。
辺野古崎付近では、K5護岸建設の石材投下はまだ行われていないようだった。
海岸沿いの仮設道路にフロートが並べられていた。
仮設道路の奥の作業ヤードに石材が積まれている。K5護岸建設のため、工事用ゲートから搬入されているものと思われる。
能登半島地震では、大規模な海岸の隆起が起こり、港が使えなくなっている。これから新たな港、護岸などを作るには、海洋土木の機材や技術者が数多く必要だろう。
予算だけではない、海洋土木の機材や技術者も被災地を優先すべきだ。無益な新基地建設はすぐにやめるべきだ。