17日の高江は風もあり寒さの厳しい1日だった。早朝から監視活動を頑張ったのだが、午前10時過ぎにN4のオスプレイパッド工事現場で重機の動く音がし、午後5時頃まで作業が行われている。場所を変え、時間を変え、車を変えてやってくる相手を、限られた人数で捕捉するのは容易なことではない。やられたら相手の動きを分析し、対策を立てるということのくり返しである。
この数日、大米建設の作業員らは、土砂崩れへの対策もしなければならず、その分、オスプレイパッド建設の作業は遅れているようだ。彼らからすれば「想定外」の事態かもしれないが、無謀な工事を強行したことの必然的な結果である。斜面の木々を伐採したことが、土砂崩れの原因なのは明らかだ。赤土の流出をはじめ、これ以上の自然破壊を許してはならない。沖縄防衛局、大米建設は工事を中止し、谷間に落ちた土砂の除去を最優先すべきだ。