寒風が吹き、冷え込みが厳しい中、10日も早朝からオスプレイパッド建設阻止の監視行動が行われた。今日も大米建設と下請けの作業員はN4の工事現場に姿を見せず、工事は行われていない。各所で行動している多くの皆さんの努力によって、今年に入って本格的な工事を行わせていない。
現在、大米建設は、不足している砂利の補充を最優先しているようだ。いつもの7人のメンバーが現場に来られない場合には、N4のゲート付近からは見えないのをいいことに、他の建設業者が基地内での砂利の運搬を手助けすることも考えられる。また、11日は構えを入れ直して、7人が現場に向かう態勢を取っていると予想される。これまで以上の警戒が必要である。
10日は本ブログを見てヤマトゥから支援に来られた方もいたとのこと。あちこち動いていて会うことはできなかったが、感謝したい。オスプレイパッドの建設を止めるためには、とにかく人手が必要です。11日(金)、12日(土)の週末も、ぜひ多くの皆さんの参加をお願いします。
普天間基地に続き、嘉手納基地でもオスプレイの配備計画が打ち出されている。反発が噴出するのは当然だが、ではどうやって阻止をしていくのか、を議論し、具体的な行動として示す必要がある。「沖縄差別」をいくら嘆き、憤り、不満をぶちまけても、日本政府や米政府は意に介しない。それはもう分かりきったことではないか。
オスプレイの配備は反対だが、高江のオスプレイパッド建設は容認する。そんないいかげんな姿勢では、日米両政府に足元を見られる。高江で新たなオスプレイパッド建設を阻止し抜くこと。オスプレイが飛来する各基地のゲート前で強い抗議行動を行うこと。それなくして日米両政府の沖縄に対する認識、方針を変えることはできない。