8日(月)はカヌー7艇と抗議船2隻(平和丸・不屈)で海上行動を行った。
午前8時26分頃、大浦湾からガット船1隻(松龍丸)が出ていき、4隻(第八高砂丸、第八藤進、鶴見丸、聖嘉)が新たに入った。カヌーチームは航路近くでプラカードを掲げ、抗議した。
大浦湾には美鍛丸が先週から残っていて、ランプウェイ台船に土砂を積み替えていた。新たに入った4隻も順次、積み替えを行っていた。
カヌーメンバ5人が平和丸に乗り、K9護岸に抗議に向かったが、強風のため引き返してきた。
K8護岸の近くで待機し、午前11時頃からランプウェイ台船の入れ替えに合わせて、カヌー7艇で抗議行動を行った。
辺野古崎付近に建設していた倉庫は、先週の4日(木)頃には海側の壁もできたとのことで、ほぼ完成したようだ。中央部分の屋根がスライドして開くようになっている。フロートやオイルフェンスはクレーンで吊り下げて移動するので、作業には高い空間が必要となる。屋根を開閉することで、クレーンを使った作業にも対応できるようだ。
K4護岸の排水施設付近では、壁の開いた場所で型枠が組まれ、生コンの打設が行われていた。
下の写真は、同じ個所を豊原の高台から撮ったもの。排水箇所以外の隙間を壁でふさぐのだろうか。
午後3時19分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。K8・K9護岸から運ばれてきた土砂は、2か所に投入されていた。この角度から見える海面は、残りわずかとなった。
埋立は日々進んでいる。これから投入予定の土砂に反対するのも大事だが、現在投入されている土砂を止める安和や塩川の行動にも、多くの人が参加してほしい。
②工区のK3護岸側では、埋め立てた場所を掘削していた。写真の左側から溝が掘られているように見える。
午後3時40分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。K9護岸には2隻、K8護岸には1隻のランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。
ガット船2隻(第八そうほう丸、神峰)が大浦湾に入るところだった。この日は計6隻が土砂を海上から運び込んでいる。第八高砂丸は4000トン以上詰めるので、残り5隻の平均を大雑把に2000トンとみて、10トンダンプカー1400台分くらいの土砂が運び込まれたことになる。
これだけのダンプカーがキャンプ・シュワブの工事用ゲートに押しかければ大騒ぎとなるはずだ。目立たない海上から運ぶことで、一度に大量の土砂を陸揚げ、投入するとともに、市民の関心も低下させている。この現実にもっと目を向けなければならない。