19日は午後12時前に辺野古のキャンプ・シュワブゲート前に行き、この日2回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。昨日までの寒波が去り、今日は日がさして野山に早春の気配があふれていた。
沖縄は新型コロナウイルスの感染者数は減っているが、県独自の緊急事態宣言は今月いっぱいの予定となっている。宣言中もゲート前では市民有志による抗議行動が続けられてきた。今日も女性たちが歌声や鳴り物で雰囲気を盛り上げていた。
生コンのミキサー車のほかに砂やバラスを積んだトラック、残土を運び出す空トラックなどが入っていった。
ほかに黄色いカバーで覆われた資材が大型トレーラーで運び込まれた。
辺野古ダムの浄水場では、遅咲きの桜とハゼの紅葉、新緑が同時に見られた。沖縄ならではの2月の風景だ。
午後1時17分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。前日、大浦湾に入ったガット船4隻(清明、美鍛丸、第八そうほう丸、聖嶺)が出ていき、金湾で待機していた1隻(第百三十六伊勢丸)が入った。
出ていく2隻目の美鍛丸を3隻目の第八そうほう丸が追い越したので、入ってくる伊勢丸と3隻が並んですれ違っていた。
K8・K9護岸から運ばれてきた土砂が、②工区の4か所に投入されていた。排水管が設置されたあたりは、陸側とK4護岸側がすでにつながっているが、さらに周辺を広げていた。
排水管の設置個所には作業員が集まり、工事を進めていた。
午後1時55分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。
K9護岸ではランプウェイ台船が1隻接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。土砂の積み替えを終えた2隻目の台船が曳航され、K9護岸に向かっていた。
K8護岸にはランプウェイ台船・屋部7号が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。
大浦湾に入ったばかりの第百三十六伊勢丸が、K9護岸用のランプウェイ台船の横に向かい、土砂積み替えのために接舷しようとしていた。この時間に大浦湾内のガット船は伊勢丸のみだった。
デッキバージにはランプウェイ台船・明神3号が接舷し、ベルトコンベアーで土砂を積み替えていた。
瀬嵩の森では崖の中腹に慶良間ツツジが咲いていた。森の中でツツジの花が見られる本来の姿を大事にしたいものだ。
すでに大量の土砂が仮置き場に搬入され、空のガット船がなかったこともあり、この日は安和の琉球セメントでは土砂の積み込み、搬入などの作業がなかったとのこと。
名護市内でビラまきをしながら午後7時40分頃、琉球セメント新桟橋の様子を見ると、石炭船が停泊していた。土・日を利用して石炭の陸揚げを行うようだ。