4日(月)は午前11時58分頃、辺野古の工事用ゲート前に行き、この日2回目の資材搬入に抗議する座り込みに参加した。正月三が日が終わり、4日から辺野古新基地建設工事が再開された。キャンプ・シュワブゲート前では、2021年の抗議行動が始まった。
沖縄は昨年12月から雨の多い日が続いている。元日と2日は日差しが出て気持ち良かったが、今日は朝から曇り空で、午後は雨が降り出した。新型コロナウイルスの感染が首都圏では拡大し続けているが、沖縄も高止まり状態で予断を許さない。そういう中で現場から感染を広げないように注意しながら、今年も粘り強く新基地建設阻止の闘いが進められる。
仕事始めとあって、この日は2回目までに生コンのミキサー車の姿はなく、空トラックが目立った。2回目に生コンの圧送ポンプ車が3台入ったので、明日以降、ミキサー車が列をなし、K4護岸の嵩上げ工事が行われるのだろう。
ゲート前に立つ警備員がテイケイからアルソックに替わり、全員が不織布マスクを着けているので、新型コロナウイルスの感染防止の点では改善された。もっとも、これが当たり前の状態であり、マウスシールドにこだわるテイケイは、どの現場でも敬遠されていくだろう。
美謝川切り替えに向けたボーリング調査は、今日は行われていなかった。ただ、辺野古ダムにはゴムボートや単管が残されているので、まだ調査は続けられそうだ。
午前11時9分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。K9護岸では、同護岸で土砂を陸揚げするランプウェイ台船4隻が空の状態で、土砂の陸揚げが行われていなかった。
K8護岸では屋部7号が接岸し、11時15分頃から土砂の陸揚げが始まった。K8護岸で陸揚げするランプウェイ台船は、4隻のうち3隻が半分から3分の1ほど積んだ状態で年を越していた。それを順次、陸揚げしていた。
K8護岸の奥の水平線には、大浦湾に向かっているガット船の船影が見える。朝、塩川沖から5隻(聖嘉、聖嶺、進朋、鶴見丸、國喜18)が移動を始めていて、午後、大浦湾に入った。
午前11時9分頃、空のランプウェイ台船1隻がデッキバージの方に移動し、横付けした。土砂を積み替えるためだが、準備に時間がかかり、積み込みを開始したのは11時35分頃だった。
ベルトコンベアーショベルカーが2台ずつ使用されている。ショベルカーですくって入れるので、ベルトコンベアーから落ちる土砂は途切れ途切れとなる。安和の新桟橋のように絶え間なく土砂が落ちるのではない。午後1時半頃、再度様子を見たが、2時間たってもまだ移し替えは終わっていなかった。