18日は雨の合間をぬって名護市内でビラまきを続けたのだが、市内を歩き回っていると赤木の葉枯れが目立つ。県内紙の記事によれば、東南アジアなどに棲むヨコバイ科コロアナ属の一種の虫によるもので、種の特定には至っていないという。
昨年夏から沖縄島内で被害が広がっているとのことだ。名護市内でも公園や道路沿いの木がかなりやられている。赤木は生命力が強いから簡単には枯れないだろうが、ここまで葉が変色しているのは初めて見た。
しばらく前にキャンプ・シュワブ第2ゲート近くの森にサザンカの花を見つけた。少し目を凝らせば歩道から今も目にできるだろう。いまボーリング調査が行われている辺野古ダム周辺の森にも、多様な動植物が生息している。大浦湾の自然ばかりが強調されがちだが、森の木々や生物にももっと目を向けて、その保護を訴えたい。新基地建設のために破壊されていい自然などない。