18日(火)は午前8時55分頃、キャンプ・シュワブのゲート前に行き、1回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。少人数だが有志による座り込みが続けられていて、機動隊に排除される前に立ち上がらざるを得いないが、強行される工事に反対の意思を示すことは重要だ。
新型コロナウイルスの感染に関して、屋外での感染事例はどれだけあるのだろうか。唾液が主要な感染源と考えれば、大事なのは至近距離(1メートルほど)で発声し合わないことだろう。ゲート前で一番厄介なのはテイケイの透明マスク(マウスシールド)だが、問題なのは座り込みよりもむしろ、集まった際の会話や飲食だろう。
18日付琉球新報に〈県警、陸自隊員、防衛局員が感染〉という見出しの記事が載っている。以下に引用する。
〈県警は17日、糸満署生活安全課に所属する30代男性警察官が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県警での感染は3例目で、この警察官はデスクワーク中心だった。陸上幕僚監部は陸上自衛隊那波駐屯地に勤務する40代の男性隊員が感染したと発表した。同駐屯地の感染は2人目。沖縄防衛局や県によると、同局内で働く30代の女性職員が感染した。防衛局職員の感染は初めて。庶務に従事しており、業務で外部と関りはない〉
新聞で見る限り、海保も3人が感染していたはずだ。沖縄防衛局からも初の感染者が出ているが、新基地建設の現場に出てくる前に、防衛局員は全員PCR検査を受けるべきだ。
1回目の資材搬入では、生コンのミキサー車やプラントの資材(砂やバラス)を積んだトラック、赤土搬出用の空トラック、発電機などの機器を積んだ車両が入っていった。
午前10時9分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。K8護岸ではランプウェイ台船が着岸しようとしているところで、K9護岸から運ばれてきた土砂が②工区に投入されていた。
K2護岸では嵩上げ工事が行われ、生コンが打設されていた。この時間帯にK4護岸の方は、圧送パイプ車が見られなかった。
午前10時53分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。K9護岸ではランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げが行われていた。
ガット船は7隻(聖祐、第八丸喜丸、進朋、國喜18、美鍛丸、第百三十六伊勢丸、清明)が停泊し、台船に土砂の積み替えを行っていた。連日の好天でガット船が絶え間なく入り、土砂の投入が滞りなく行われている。
キャンプ・シュワブに隣接する辺野古弾薬庫では、国道沿いの木々が伐採され、侵入防止用の鉄条網やポリカ波板などが設置されている。
設置のためかなり太い木も伐採されている。今日は近くで測量作業が行われていた。現場近くの歩道には監視カメラも設置されている。辺野古弾薬庫の建て替え工事が進められているが、新基地建設との関連でも注意しておきたい。