14日(金)は午前10時44分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。K9・K8両護岸ともランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げが行われていた。
工事関係者には県外からきている労働者も多いはずだ。新型コロナ下で里帰りは難しくても、夏場のこの時期には休養を取り、家族と連絡することも大事なはずだ。
そもそも、新型コロナの感染状況が悪化しているいま、労働者にお盆休みを与えず、工事を強行する日本政府・沖縄防衛局は異常としか言いようがない。本来なら工事を中断し、キャンプ・シュワブを封鎖して、労働者の安全を図るべきなのだ。
ガット船は7隻(第百三十六伊勢丸、marumasa2号、同3号、栄雄丸、第八高砂丸、神峰、第八丸喜丸)が停泊し、ランプウェイ台船に土砂の積み替えを行っていた。
辺野古崎近くの作業ヤードでは、生コン車が来て消波ブロックの制作が行われていた。完成した消波ブロックが大量に並べられているのが確認できる。
午前11時23分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。土砂は②工区に投入されていたが、いつものように海岸沿いの仮設道路やK2・K3護岸付近から投入されるだけでなく、K1護岸近くでも投入されていた。
組み立てた型枠をクレーン車で釣り、完成したL字型擁壁の間にはめ込む作業も見られた。この方が作業が速いのだろう。
K4護岸では同じく嵩上げ工事が行われ、ミキサー車が来て生コンを打設していた。