7日は強風のため海上行動が中止となったので、テント2周辺の草刈りを少しやったあと、キャンプ・シュワブのゲート前に行って、1回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。
午前8時58分頃、パトカーに先導されて工事車両がやってきた。陸では沖縄県警に、海では海上保安庁に支えられて、新基地建設が強行されている。写真のあと、生コンのミキサー車やダンプカーがずらりと連なり、渋滞を引き起こした。
午前9時11分頃から機動隊による強制排除が始まった。今日の1回目は20人ほどしか座り込む人がなく、短時間でゲートを開けられてしまったが、島袋文子さんが車イスに乗って参加していた。沖縄戦体験者の思いをくみ取って、もっと多くの人が参加してほしい。沖縄戦の体験を継承するとは、たんに話を聞いて終わりではないはずだ。
沿道から抗議の声が上がるなか、消波ブロックを制作するための生コン車や、大型クレーンの足場や根固め袋材などに使用する栗石を積んだダンプカーが次々と入っていった。
まるくにのダンプカーは他社に比べて過積載が目立つ。
基地内では埋め立て工事以外にも、新基地関連の工事が多様に行われている。それらの資材も運び込まれた。
一方で、古くなった大型フロートが運び出されていった。新品との交換が進められているが、税金の無駄遣い以外の何ものでもない。
抗議行動のあと、午前10時40分頃に豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。いつもなら土砂を積んだダンプカーが行き交い、埋め立てが行われている時間だが、工事はどこも行われておらず、陸には作業員の姿もなかった。
K8護岸には土砂を積んだランプウェイ台船が着岸していたが、ランプウェイは上げられていて、土砂にはブルーシートがかぶせられていた。
午前10時57分頃、瀬嵩の海岸に行って大浦湾の様子を見た。K9護岸には土砂を積んだランプウェイ台船が着岸していたが、ここでもブルーシートがかぶせられていて、作業の動きはなかった。
ガット船はmarumasa2号と進朋が停泊していた。2隻とも空船で、土砂を積んだガット船は入っていなかった。強風で海が荒れているせいか、あるいはほかの理由があったのか、午前中は埋め立て工事が止まっていた。午後については、確認していない。