30日は名護市安和の琉球セメント桟橋に行き、カヌー8艇とゴムボート1隻(ハクイ)でガット船への土砂積み込みに抗議した。
午前8時半過ぎにカヌーチームが安和に着くと、桟橋で土砂を積み込んでいた航安丸が離岸するところだった。カヌーが向かっていることを知って、土砂積み込みを早めに切り上げ、慌てて出航したようだ。
航安丸には間に合わなかったので、次のガット船が来るのを阻止するために桟橋に向かった。桟橋付近にカヌーがいる限り、次のガット船・第八藤進は近づくことができない。海保がきてカヌーメンバー全員を排除し、第八藤進が桟橋に接岸したのは状安丸が出航してから約2時間後だった。
琉球セメント桟橋のゲート前では連日、赤土まみれの土砂を運んでくるダンプカーへの抗議が続いている。第八藤進への積み込みが終わるまで、カヌーチームもゲート前の抗議行動に参加した。
早めに昼食をとり、午後12時半頃、海に出た。午前と同じく桟橋付近で抗議行動を行ったが、11月を間近にしてさすがに沖縄も、海では寒さ対策が必要となり始めた。カヌーにとっては厳しい季節を迎えるが、1分1秒でも工事を止め、遅らせるために奮闘、努力が続く。
安和での抗議を終えて辺野古でカヌーを片付けたあと、名護署前に行った。本部港塩川区での抗議行動中に逮捕者が出たとのことで、集まった市民が抗議と激励の声を上げた。
河野防衛大臣が中止を要請しても、米軍は嘉手納基地でのパラシュート降下訓練を強行した。はなから舐められているのだ。米軍をここまで増長させたのは誰か。米軍に媚びて好き勝手にやらせてきた安倍政権だ。
こんな米軍のために辺野古新基地を提供して、さらに媚びへつらう。どこまで卑屈な政権なのか。情けない。