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Channel: 海鳴りの島から
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キャンプシュワブ沿岸の大浦湾側を観察

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 21日(月)はカヌーは海に出ず、平和丸に乗って海上監視活動を行った。K4護岸沿いオイルフェンスの一部が台風対策で外されていて、そこからK8護岸の先端部を通り大浦湾側に入っていった。

 K8護岸内側のランプウェイ台船が接岸する場所に数名の作業員がいたが、午前8時半の段階で土砂陸揚げの動きはなかった。大浦湾内には土砂を積んだランプウェイ台船もあったので、午前9時半以降に陸揚げ作業があったかどうかは未確認。

 海保のゴムボートが2隻出てきたが、これといった規制はなく、平和丸はK8護岸を越えて大浦湾を進んでいく。

 辺野古崎付近の作業ヤードを見ると、辺野古側の護岸の外側に設置している消波ブロックの制作現場が見える。型枠をはずされて養生している消波ブロックや完成品がずらりと並んでいる。

 根固め用袋材などに利用される栗石も山積みとなっていた。連日ゲートから入っていく資材が、こうして作業ヤードに蓄積され海に投下されていく。この現実を自分の目で見れば、机上(ネット上)の議論など空しくなる。止めなければその分、海は破壊されていくのだ。

 仮設道路と美謝川河口の様子を確認したいと思っていたが、間近で見ることができた。大きな変化はなかった。

 海保の浮桟橋がある海岸は、作業和船を保護するためか根固め用袋材が積まれていた。そのそばの崖上には米軍のレーダーがある。

 米軍のレジャービーチの沖には、遊泳範囲を示すためかフロートが張られていた。それ以外は変化は見られなかった。

 K9護岸の近くに設置された監視カメラ。これも近くで確認したいと思っていたが、わざと目立つように設置されているのだろう。

 作業和船が出て、K4護岸沿いのオイルフェンスの再設置作業が行われていた。

 K8護岸の先端部付近では先だって張った汚濁防止膜の内側で、ダイバーが海に入って海底から護岸の高さを測っているようだった。天端の鉄板の修正を行うのか、生コンによる補強を行うのか、注目したい。

 10・21はかつて国際反戦デーであり、1995年に県民大会が開かれた日でもある。台風が通過したあとの辺野古の海は今日も美しかった。この海を誰が守るのか。まずは自分自身が行動しなければ、工事を止めることはできない。

 ちゃっさ難儀(なんじ)えってぃん、どぅーなーからさんねー、ぬん(何も)ぱじ(始)まらんしが。

 


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