4日(金)は朝、カヌー9艇で松田ぬ浜を出発した。抗議船・平和丸に乗って大浦湾に出ると、航路付近でカヌーに乗り換え、朝一番でやってきたガット船2隻(松龍丸、航安丸)とランプウェイ台船1隻に抗議した。
新たに1隻が加わって大浦湾内のランプウェイ台船は7隻となった。前日入った2隻に加えてガット船4隻が、ランプウェイ台船に土砂を積み替える作業を行った。
航路付近で海保に拘束されたあと、ゴムボートで長島の沖を回って松田ぬ浜まで運ばれた。解放後、再び平和丸に乗り込んでK9護岸に移動した。
午前10時半頃、K9護岸では台船に乗り込んで作業をするショベルカーが先端部で待機していた。
沖で土砂の載せ替えを行ったばかりのランプウェイ台船が、K9護岸に向かって移動を開始した。載っている土砂はガット船1隻分で半日の作業分だ。ガット船が近づくのに合わせてカヌーでフロートを越え、台船の近くまで行って抗議の声を上げた。
K9護岸の上にはダンプカーが来て、土砂陸揚げと埋め立て工事が再開された。だが、今週はもう明日で終わりだ。来週には台風19号が発生するという予報がある。
加えて、安和の琉球セメント桟橋は、4~5日は石炭の陸揚げのため、ガット船への土砂積み込みができない。明日まではともかく、来週はどれだけガット船で土砂を運び、埋め立て工事を進められるだろうか。
K9護岸で抗議して海保に拘束され、ゴムボートを低速走行して時間稼ぎをされたあと、午後12時過ぎに解放された。昼食をとるため長島に上がった直後、土砂を積んだランプウェイ台船がK8護岸に向かって移動を始めた。すぐにオイルフェンスを越えて抗議した。
海保に拘束されて松田ぬ浜に戻ったのは、午後1時20分頃となった。午後はK8・K9護岸に接岸した台船からの土砂陸揚げと埋め立てが行われる。海上からの抗議は難しいので、海上行動は1時半で終了した。
昨日3日の琉球新報1面は、沖縄に新型中距離弾道ミサイルの配備が計画されているというものだった。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1000469.html
「沖縄の負担軽減」が聞いてあきれる。沖縄が中国やロシアから報復を受けても、アメリカは痛くもかゆくもない。ウチナーンチューはおとなしく、大した抵抗はできないと舐められているのだ。沖縄だけではない、日本全体がそうだ。
辺野古新基地ができれば、大浦湾にできる港湾に入る米艦船が何を積んでいるか、日本政府・防衛省に確認する意思などないだろう。基地の中を通って辺野古弾薬庫に何が運び込まれるか、私たちは想像しなければならない。
辺野古新基地建設はもとより、辺野古弾薬庫の建て替えにも反対運動を起こしましょう。