18日(水)は朝、カヌー5艇で松田ぬ浜を出発した。前日に続いてK1護岸では消波ブロックの設置が行われていたので、抗議船1隻とともにその作業に抗議した。
この日は辺野古埋立承認の撤回取り消しをめぐり、沖縄県が国を訴えた「関与取り消し訴訟」の口頭弁論が行われ、玉城デニー知事が意見陳述した。辺野古新基地建設反対の民意は繰り返し示されているにもかかわらず、工事を強行し続ける日本政府に対し、辺野古の現場では今日も体を張った講義が行われた。
午前中、3回オイルフェンスを越えて消波ブロックの近くまで行き、抗議の声を上げた。海上保安庁のゴムボートがすぐに拘束を開始するので、近づくのは容易ではないが、この日は飛び込んでくる海保をかして内側のオイルフェンスを越えることもあった。
沖縄も海に入ったあと風に吹かれると肌寒い季節になった。ゲート前では2014年の7月から抗議を開始して1900日を迎えたが、海でもゲート前でも行動を持続するのは簡単ではない。人数が少ない日でも果敢に前に進むことで、成果を生み出すこともある。今自分ができるベストを尽くすしかない。
午後1時50分頃の大浦湾はランプウェイ台船やガット船の姿もなく、海上作業も行われておらず静かだった。
午後5時14分頃の羽地内海の様子。辺野古に土砂を運ぶガット船はまだ留まっている。週末は台風が接近する予報があるので、来週初めまでは避難が続きそうだ。その間、辺野古の埋め立て工事は止まる。