21日(水)は名護市安和の琉球セメント桟橋でガット船への土砂積み込みに抗議した。
朝、辺野古に集合してからカヌーを安和まで運ぶので時間がかかる。午前8時40分頃、安和に着くと1隻目のガット船・第二十八旭丸が沖に向かい、入れ替わりに2隻目の神峰が琉球セメント桟橋に接岸するところだった。
旭丸は前日からの続きで土砂を積んでいて、いつもより早い出港となったので、残念ながら間に合わなかった。
この日は安和での抗議行動では最多となるカヌー19艇が海に出た。2隻目の積み込みが行われている間、海岸でカヌーやロープの準備をしたり、桟橋のゲート前抗議行動に参加して出番を待った。
午前11時過ぎにカヌーで海に出た。桟橋まで行ってすぐに抗議の準備に入ったが、午前中で出港するかと思った神峰は、土砂を積むベルトコンベアーが一時止まったりしたため土砂の積み込みが遅れ、昼休みに入った。カヌーの上で弁当を食べ、午後の出航に備えた。
午後2時10分頃、神峰の積み込みが完了し、間もなくして海保の強制排除が始まった。この日はカヌーの数が多くて海保が焦ったのか、すぐにナイフを出してカヌーを結んだロープを切断する保安官もいた。
それでもカヌーメンバーがそれぞれ工夫を凝らして抗議しているので、全員を排除して桟橋から離れた場所に運ぶまで1時間以上かかった。抗議している間、海岸から送られるゲート前の皆さんの声援が沖まで届いていた。感謝!
午後3時半頃、神峰が桟橋を離れ、沖に向かって移動した。入れ替わりにこの日3隻目のmarumasa3号が接岸し、午後4時頃から土砂積み込みを開始した。カヌーメンバーは海保のゴムボートに乗せられて浜に運ばれ、午後4時5分頃に解放された。
午後5時頃に安和を後にした。琉球セメント桟橋のゲート前では、土砂を運んでくるダンプカーに抗議が続けられていた。後ろ髪引かれる思いはあるが、カヌーを洗い、片付けなければならないので辺野古に向かった。