12日(火)は朝、カヌー11艇で松田ぬ浜を出発した。抗議船は3隻が出港した。辺野古岬付近までカヌーを漕ぎ、そのあと抗議船に乗ってK9護岸に移動した。この日はドイツの国営放送が取材に訪れていて、午前中、K9護岸での抗議行動を取材していた。
前日から引き続き陸揚げを行っていたランプウェイ台船の土砂は少量で、1時間程度で作業を終え、9時49分にはk9護岸を離岸した。その後、土砂を積んだ次のランプウェイ台船が近づいてくるのを待ち、カヌーメンバーがフロートを越えて抗議した。
昼食後、午後は辺野古岬のN4護岸の建設に対し抗議行動を行った。海に飛び込んだ海保をかわし、カヌー1艇がN4護岸建設場所の近くまで行き、周辺を漕ぎまわったため工事が15分ほど止まった。短い時間だが、それを実現するのは簡単ではない。それでも、辺野古新基地建設を根本から止めるためには、こういう努力を積み重ねていくことが大切なのだ。
2月16日(土)にはN4護岸の建設に抗議する海上大行動が開かれる。すぐにカヌーに乗るのは無理でも、抗議船に乗って辺野古の海の価値を確かめ、その破壊に対して自分の思いを述べることはできる。当日、抗議船に乗りたい人は辺野古ぶるーのブログを参考にして申し込んでほしい。
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県民投票で1票を投じる前に、ぜひ辺野古の海、大浦湾とそこで行われている工事を自分の目で確かめてほしい。