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Channel: 海鳴りの島から
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ゲート前県民大行動に参加/玉城デニーさんのあいさつ。

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 沖縄にとっては激動の9月に入った。辺野古埋め立て承認撤回をめぐる沖縄県と国の攻防、県知事選挙、宜野湾市長選挙、各市町村議会議員選挙と、今後の沖縄の進路を左右する重要事項が連続する。

 1日は第1土曜日で、ゲート前県民大行動が開かれたので参加した。午前10時からはテントの下で集会が開かれ、主催者発表で800人が参加した。

https://www.youtube.com/watch?v=RySIyVNsBP0&feature=youtu.be

 集会のメインは9月30日に行われる沖縄県知事選挙に立候補を予定している玉城デニーさんのあいさつだった。軽妙な語り口に市民の笑い声と拍手が続いた。

 翁長知事の遺志を継いで県民の分断を克服し、新しい沖縄を作っていくこと、ゲート前の行動が翁長知事への励ましになっていたことなどを述べ、すでに運動を始めている佐喜眞淳前宜野湾市長に大きく後れを取っていることから、早く追いつけるように支援を訴えていた。 

 この日は宜野湾市長選挙や豊見城市長選挙、県議会議員補欠選挙、各市町村議会議員せきょの予定候補者のあいさつ、紹介が相次いだ。名護市議選の予定候補者として大城ヨシタミさんと東恩納たくまさんも紹介されていた。

 ゲート前大行動のあと、豊原の高台から辺野古側の護岸や沿岸部の様子を見に行った。午前11時50分頃、K1からN3にいたる各護岸に重機や作業員の姿はなかった。

 夏空が広がり日差しが強いなか、海上行動を終えたカヌーチームが松田ぬ浜に戻ってくるところだった。

 最初に土砂投入が予定されている辺野古岬側の工区では、前日まで海岸付近で作業が行われていたが、さすがにこの日は赤土部分がブルーシートで覆われ、作業員の姿も見られなかった。

 ブルーシートで覆われていても、埋め立て予定地を縁取るように海岸部がショベルカーで削られ、浜に向かって整地されているのが分かる。上の写真で左端の方が斜面となっていて、ショベルカーが上り下りできる。

 仮設道路のクレーン車やショベルカーも置かれたままとなっている。

 瀬嵩側に回って大浦湾の様子を見た。K9護岸やその周辺、辺野古岬近くの作業ヤードなども作業員の姿はなく、静かな光景が広がっている。

 沖縄県の埋め立て承認撤回によって工事は止まっているが、大浦湾には大量のフロートが設置されたままとなっている。埋め立て工事の法的根拠が失われ、臨時制限水域も意味を無くしているはずだ。沖縄防衛局はすぐにフロートを撤去すべきだ。大浦湾の海の青さに、オレンジのフロートが蛇行する風景は醜すぎる。

 


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