https://www.youtube.com/watch?v=6gnI20HRHUI&feature=youtu.be
8月2日(木)は台風12号の影響で海が荒れ、海上行動は中止となった。カヌーメンバーは4日の大行動に向けて準備をする一方で、ゲート前の座り込み参加した。
連日のべ400台を超える工事車両がゲートから入り、砕石や生コン、鉄板、鉄筋などの資材を搬入している。埋め立て以外の工事資材も混ざっているが、翁長知事による埋め立て承認の撤回がなされる前に、少しでも工事を進め、資材を運び込もうという沖縄防衛局の意思が露わになっている。
それだけに抵抗する市民への弾圧も激しくなる。沖縄県警・機動隊の市民に対する暴力は、安倍政権の沖縄に対する姿勢の反映である。たんに一個人に向けられたものではなく、このような機動隊の暴力を許してはならない。
https://www.youtube.com/watch?v=ALO584BO7y0&feature=youtu.be
沖縄県警・機動隊に座り込みから強制排除されても、それで終わりではない。この日はゲート前に再度集まってデモ行進し、資材を搬入しようとする工事車両を止めた。市民の自発的で急な動きに機動隊もすぐには対応できず、工事車両が立ち往生した。
その後も、資材を下ろしてゲートから出ようとする工事車両を止めて、ゲート前のデモが行われた。工事車両は早く採石場や生コンプラントに戻って、再度資材を積み込みたい。戻るのが遅れれば、次の資材搬入に影響が出る。ゲートから出る工事車両への抗議も大切だ。
上の5枚の写真で、先の2枚は積載量を守っている車両、後の3枚は過積載の車両だ。後ろから見れば積載量を守っているかどうかは一目瞭然だ。積載基準を守っている車両はわずかであり、沖縄防衛局と沖縄県警、沖縄総合事務局が、新基地建設に向けて無法状態を作り出している。
午前中、豊原の高台からK4護岸の工事を見ると、閉めきられようとしている開口部のもう片方の先端を覆っていた根固め用袋材の撤去が行われていた。
第1回のゲート前抗議行動のあと、午前10過ぎに見に行った時には、K4護岸のもう一方の先端を覆っていた根固め用袋材は、海面上はすでに取り除かれていた。引き続き海面下に沈んでいる根固め用袋材の撤去が行われていた。
根固め用袋材をすぐそばの海に撤去したあと、午後はK4護岸をつなげるための捨て石の投下が行われた。最後の2枚は午後4時過ぎのものだ。すでに開口部は閉ざされ、K4護岸は完全につながっている。明日3日以降は被覆ブロックの設置が行われるのだろう。
K4護岸の最終段階の工事に介会合から抗議できなかったのは残念だった。ただ、この日もそれまでの日々の積み重ねの上にある。海でもゲート前でも、もっと多くの市民が集まって抗議していれば…と思うが、工事を止めきれなかった自分たちの力不足をまず反省しないといけない。
K4護岸がつながっても工事はさらに進む。それに対する抗議・阻止行動を明日から続けていく。閉めきられた内部への土砂投入を許さないために、ぜひ多くの人に海とゲート前の行動に参加してほしい。資材搬入を許さないゲート前のたたかいが、よりいっそう重要となる。