23日(月)は波風が強かったため海上行動は中止となった。カヌーメンバーはテントの一部を再設置したあと、ゲート前の座り込みに参加したり、テント周辺の草刈りを行なった。
N3護岸では午前中、根固め用袋材を運んできて設置する作業を行っていた。
K3護岸からK4護岸につづく角の所では、台風のため撤去していた発電機やトイレ、海水を循環させるための(形だけの)パイプなどが再設置されていた。
K1護岸では内側に防水シートを設置する作業が続けられている。埋め立てによって発生する汚濁水が護岸を透過するのを防ぐためという。白いシートを護岸の内側に張り付けたあと、根固め用袋材を置いて固定している。稀少サンゴの移植がすみしだい、この海域でも土砂の投入を行う準備が進められている。
N5護岸から続く仮設道路はK1護岸のすぐ手前まで来ている。9日は根固め用袋材を設置する作業が行われていた。
埋め立てに向けた準備が進められる隣の浜では、米軍が水陸両用車で訓練を行っていた。浅瀬を水陸両用車が走ると、海底の海草が根こそぎ引きちぎられる。辺野古のちゅら海を破壊する者たちが、我が物顔で振る舞っている。
米海兵隊が今さらどこで上陸作戦を行うというのだろうか。AAV7を購入する自衛隊も、これが尖閣諸島で使えるのか。島嶼防衛の名のもと、米国の軍事産業を儲けさせるために、日本の血税が浪費される。こんなものを買う金があるなら、災害救助に役立つものを買うべきなのだ。
埋め立ての土砂投入に反対し、8月4日(土)と17日(火)に海上大行動が取り組まれる。詳細は辺野古ぶるーのブログに載ると思うので、ふるって参加してほしい。