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Channel: 海鳴りの島から
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汚濁防止膜の再設置を阻止

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 13日(金)は朝、カヌー9艇で松田ぬ浜を出発した。K4護岸の辺野古岬側では予想通り汚濁防止膜が設置されようとしていて、クレーンで護岸のそばに下ろされた汚濁防止膜に、急いで駆けつけたカヌーチームが突っ込んだ。

 5艇のカヌーが汚濁防止膜につかまって抗議したため、これ以上汚濁防止膜を下ろすことができず作業が止まった。この状態で膠着状態が午後5時過ぎまで続き、この日の汚濁防止膜の再設置は阻止された。

 カヌーメンバーは昼食も現場でとり、長い人は8時間以上カヌーに乗り続けて阻止・抗議行動を続けた。暑い日差しの中、熱中症に気をつけながら、K4護岸とN3護岸がつながるのを許さないために頑張った。

https://www.youtube.com/watch?v=k5BNuja0yuk&feature=youtu.be

https://www.youtube.com/watch?v=9Ijl18mhnak

 汚濁防止膜が設置できないため、K4護岸では天端を覆っていた根固め用袋材を取り除き、台風の高波で荒れた路面に砂利を敷き直して、ショベルカーで打ちつけ整備する作業が進められた。午後4時前には先端部近くまで整備が進み、K4護岸の先端部を覆っていた根固め用袋材の撤去が始まった。

 台風の高波から投下された砕石を保護するため、K4護岸の先端部には根固め用袋材が置かれ保護されていた。その撤去作業は捨て石投下の準備であり、カヌー4艇が先端部に向かって漕ぎ進んだ。2艇が根固め用袋材につかまって抗議した。

 午後5時過ぎに抗議を終えて引きあげるときのK4護岸とN3護岸の状況。K4護岸の先端部にはまだ根固め用袋材が残っていて、作業員たちは5時を過ぎても作業を続けていた。

 両護岸の間は残り20メートルほどだ。汚濁防止膜が設置されて捨て石の投下が再開されれば、1~2日でつながってしまうだろう。明日もカヌーと船による阻止・抗議行動が取り組まれる。8月17日の土砂投入の前に、護岸の締め切りが重要な局面となる。

 海での阻止・抗議行動は工事に直接影響を与える。海の行動はチームとして行われている。そのことをふまえて、ぜひ多くの人に参加してほしい。

 カヌー9艇と抗議船3隻の行動では、優先順位をつけて限られた力を集中しなければならない。K1護岸からK3護岸のオイルフェンス設置に関しては、当面この場所での抗議行動がないため監視活動にとどめた。

 しかし、明日以降K4護岸の側にオイルフェンスの設置が始まる。それにも対応するためには多くのカヌーメンバーが必要だ。週末や祝日に時間の都合がつく人は辺野古に駆けつけてほしい。


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