台湾近くの熱帯低気圧が台風に変わり、沖縄に接近するというので、昨日、今日と実家の台風対策や庭と家の周りの木々の手入れに追われた。父親が盆栽や庭づくりに熱心だったので、かなりの木々があるのだが、その管理が半端な労力ではない。
頻繁に帰るわけにもいかないので、日にちが開くと草が生い茂り、枝も伸び放題となる。ブーゲンビリアなど徒長枝の伸びるのが早いこと。いったんやりだすと熱中するので、雨のなか8時間ぶっ続けで作業を行った。
台風が来れば海の護岸工事も止まる。台風5号は沖縄島からそれたが、すぐに6号がやってくるとは沖縄防衛局も予想していなかっただろう。大した風ではないようだが、護岸工事現場周辺の台風対策はどれだけ行われたか。汚濁防止膜を放置してあれば、海底の藻場を破壊するのは間違いない。
護岸は本来の高さではなく、消波ブロックも設置しないまま、被覆ブロックで覆っただけだ。とにかく早く護岸で海を囲い込み、埋め立て土砂の投入を強行するためにずさんな工事が進められてきた。台風の高波が護岸を越し、潮流の変化で辺野古の海が変わっていくだろう。
自然をなめて破壊を進めれば、その報いは必ず来る。風よ怒れ、海よ怒れ。愚かな人間の傲慢さなど、さっさと打ち砕かれた方がいい。