https://www.youtube.com/watch?v=cv9Cqyk5iPc&feature=youtu.be
https://www.youtube.com/watch?v=tGC619jox28&feature=youtu.be
13日(水)はキャンプ・シュワブのゲート前に行き、1回目と2回目の資材搬入に抗議する座り込みに参加した。昨日、今日と市民を強制排除する沖縄県警・機動隊の暴力的な弾圧が目立つ。女性や高齢者を力尽くで路上に引きずり倒し、腕や足をつかんで運んでいる。
嘉手納基地のF15が墜落しようと、米朝会談が行われようと、沖縄県民がどれだけ犠牲を強いられようと、辺野古新基地建設を強行する。そういう日本政府の意思を体現するかのような機動隊の暴力だ。辺野古ではこういうことが毎日繰り返されている。
日本全体の安全のためと称して、沖縄に米軍基地の負担を押しつける「醜い日本人」の多数意思がこの現実を作り出しているのだ。安倍政権にだけ問題があるのではない。
https://www.youtube.com/watch?v=bcGAV6hEZa8&feature=youtu.be
ゲート前から排除した市民を今度は歩道に設置した鉄柵の中に閉じ込める。これが沖縄県警のやり方だ。鉄柵と機動隊員で囲った檻の中に入れて、市民が抗議の意思を示す自由を奪う。法的根拠をたずねても明確に示すことはない。警察という国家の暴力装置の力を全開しなければ、新基地建設を進めることはできないのだ。
沖縄県警・機動隊と一緒になって辺野古新基地建設を支えているのがアルソック(綜合警備保障)という民間の警備会社だ。辺野古でも高江でも基地建設の警備を請け負っている。創設者で元会長が初代内閣調査室長の村井順、現会長がその次男で元警察官僚の村井温なのだから、政府との太いパイプを持っているわけだ。
アルソックは資材の搬入時、機動隊のバスの前に並び、歩道を占拠して市民の通行を妨害している。機動隊気取りで市民を押しのけ、通ろうとする市民を威嚇してさえぎってもいる。今日は平和市民連絡会がゲート前の行動を指揮していたが、歩道を占拠しているアルソックに強く抗議していた。
辺野古にいるアルソックの大半はナイチャーだ。沖縄に金を稼ぎに来て、新基地建設に手を貸している。良心が咎める者ならやってられないだろう。建設工事を請け負っているゼネコンとともに、基地利権をむさぼり、沖縄を食い物にしているヤマトゥ企業の代表格がこのアルソックである。
アルソックに導かれてゲートに入っていくダンプカーは、相変わらず過積載が多い。特に海に投下する石材を積んだ車両がひどい。護岸を早くつなげるために、砕石を積めるだけ積め、と沖縄防衛局が指示しているのだろうか。警察は取り締まらないから大丈夫、という安心もあるのだろう。
沖縄防衛局も県警もいい加減な現場だから、タバコを吸いながら運転するダンプカーの運転手もいる。警察が何十名もいるゲートでさえこうなのだから、途中の道路ではどんな態度で運転しているのだろうか。
沖縄防衛局は8月17日に護岸で囲い込んだ海に土砂を投入すると打ち出している。それを阻止するために、今日も厳しい弾圧下で市民の粘り強い抵抗・抗議が続いている。その姿を見ると心が励まされる。1人でも多くの人がぜひ辺野古に来て、工事を止める努力をしてほしい。
辺野古の集落からゲート前に向かう途中にユウナの木がある。その花を見ながら座り込みに行き、帰っている。
新聞に森田童子さんが死去したという記事が載っていた。学生時代、沖縄では一部かもしれないがとても人気のある歌手で、沖縄国際大学の後夜祭で歌ったこともあった。遠い昔のことだが、あの時聴きに行けばよかった、と今になって後悔している。
https://www.youtube.com/watch?v=iER-NZ7GoM8