22日(木)は朝、カヌー9艇で松田ぬ浜を出発した。午前8時過ぎに砕石を積んだ運搬船が大浦湾に入り、K9護岸で下す作業が行われた。また、K3護岸では被覆ブロックの設置が、K4護岸では砕石の投下が行われた。
カヌーチームは抗議船2隻と合流して、K2護岸で抗議活動を行った。オイルフェンスにまたがってカヌーを入れようとすると、海保のゴムボートが張り付いて妨害する。それだけ中で漕がれるのを嫌がっているわけだが、互いに連携したり、隙を突いたりして工夫するしかない。何よりも、多くの人がカヌーに乗ってくれると有り難い。
今日は県外からの見学者が数名、船から歌で声援を送ったり、カメラで現場の状況を取材したりしていた。工事の状況をまじかで見ると、その進行具合がよく分かるはずだ。ゲートからの資材搬入が止まっている間に、ぜひ船で現場を見て、抗議の声をあげてほしい。
この日は途中で風が強くなり、海上行動は午前10時半頃に切り上げた。風の向きや強さが変化しやすい時期で、天候判断が難しいが、安全に配慮しながらできるだけカヌーで抗議したい。