23日は午後6時半から名護市の21世紀の森屋内運動場で「稲嶺ススム市長”必勝”総決起大会」が開かれたので参加した。主催者発表で3850人が集まったが、計測しきれない人もいたとのことで、会場は2階まで市民であふれていた。
翁長雄志知事や南城市長選挙に勝利したばかりの瑞慶覧長敏さんなど、支援のあいさつに呼応する拍手が鳴り響いた。南城市長選挙の勝利は、今日の総決起大会に勢いを与えていた。過去2回の総決起大会に比べても熱気があった。青年代表のあいさつも歯切れがよくて、聴いていて気持ちよかった。
稲嶺市長は現在も毎朝、子どもたちの通学時に交通安全のボランティアをしている。こういうことは簡単にできることではない。市役所にも自宅から自転車で通っている。そういう人柄と新基地建設反対を貫く揺るぎない姿勢が市民の信頼を得ている。
同時に、再編交付金に頼らなくても市の財政を豊かにできる方策を実践してきた。市長のあいさつの中で、公開討論の呼びかけに対して、相手の方がことごとく断っていることが述べられていた。最大の争点である辺野古新基地建設問題についても、相手は態度を曖昧にしてごまかしを続けている。名護市のリーダーになろうというのなら、堂々と稲嶺市長と公開討論に応じるべきだ。
総決起大会の中で、市長選挙と同時に行われる市議会議員補欠選挙に、ヘリ基地反対協議会共同代表の安次富浩さんが立候補を予定していることが発表され、本人の決意表明があった。市長選挙の相手が新基地建設問題で争点ぼかしをたくらんでいるなか、それを許さずに争点として鮮明にする意思が述べられていた。
稲嶺市長の三選を阻むために、安倍政権は全力を注いでくる。官房機密費もすでに裏で使われているだろう。辺野古新基地建設を阻止するためには、稲嶺市長を何としても当選させなければならない。同時に安次富さんの当選も勝ち取りましょう。名護、ヤンバル、沖縄の将来のために、日本政府の暴圧をはね返しましょう!