11日は風k風邪ため海上行動は休みを取った。前日10日にK9護岸の延長線上でカヌーから海底の写真を撮った。捨て石の投下場所からは50~60メートルほど離れた地点で、水深は4~5メートルほどあったろうか。このまま捨て石の投下が進めば石材で押し潰される場所なので、海底にサンゴがないか確かめようと思ったのだが、濁って写真ではよく分からなかった。
問題はこの濁りが何に起因するかだ。5月9日付琉球新報電子版の写真を見ると、捨て石が投下されている周辺の海が白く濁っているのがよく分かる。
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-492159.html
投下されている石材の洗浄が不十分で粉塵が舞い上がるのは目視でも確認できる。石材投下で海底の砂泥が舞い上がっている可能性もある。
https://www.youtube.com/watch?v=6FoAiDE9oE0
K9護岸の建設現場周辺には汚濁防止膜が設置されていない。映像の黄色いフロートは作業範囲を示しているだけだ。そういう杜撰なやり方で石材投下が進められている。どうしてこういうやり方が許されるのか。沖縄県は石材投下周辺の汚濁の拡散状況について早急に調査すべきだ。