25日は所用があって海上行動には参加できなかった。埋め立て着工とメディアが報じているので、お昼前に短時間、瀬嵩の森に様子を見に行ったのだが、昨日クレーンの横に準備されていた根固め用袋材(布団かご)が5個、波打ち際に置かれていた。
この日の石材投下(?)はこれで終わったらしい。もっと大型の石が海に投下されるのかと思いきや、拍子抜けしてしまった。浜の大型クレーンは現在の位置から動かせないので、ブームの可動範囲にしか布団かごを下せない。ある程度布団かごを重ねることはできるだろうが、その先はどうやって作業を進めていくのだろうか。
文化財保護のため砂浜を掘って基礎を強化することができないので、現在浜に積んである布団かごも、台風で高波にさらされると土台が崩れて不安定になるだろう。そうなると大型クレーンの操作も危険になる。埋め立て着工と政府はメディアを使って宣伝しているが、K9護岸一つをとっても工事が簡単ではないことを、むしろ示している。
だからと言って、海の破壊に突き進む政府・沖縄防衛局の工事強行を許すことはできない。遠くから見ているだけではもどかしくてならなかったが、明日以降も工事は続く。何千年もかかって作られた砂浜も破壊するのは短期間だ。1日1日が大浦湾の自然を痛めつけ、そこにすむ生物の生息環境を壊していく。辺野古の海、大浦湾を守るために海とゲート前の抗議行動を強化しなければならない。
3隻のスパッド台船はやぐらに掘削棒が入っておらず、海底ボーリング調査は行われていなかった。海が荒れているわけではなかったので、理由ははっきりしない。
辺野古ぶるーのブログで今日の海上行動の様子が紹介されている。ぜひ見てほしい。
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