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Channel: 海鳴りの島から
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作業員車両への抗議行動と不当逮捕糾弾の名護署前行動。

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 29日は通称「赤橋」で早朝から、作業員が乗った車両への抗議行動が取り組まれた。市民の粘り強い行動によって、ふだんは午前7時から始まるH地区のヘリパッド建設工事が、この日は午前10時過ぎに始まった。

 抗議行動のさなかに2人の逮捕者が出た。同じ時間帯に辺野古でも2人が逮捕され、キャンプ・シュワーブゲート前のテントやヘリ基地反対協事務所など、数か所で家宅捜査も行われている。再逮捕者を含めて、この日の逮捕者5人のうち4人は、今年1月にキャンプ・シュワーブのゲート前でブロックを積んで抗議したことを理由に、威力業務妨害で逮捕されている。

 一方で、高江のN1裏テントの出来事で不当勾留されていた2人が解放されている。現場のリーダーをさらに長期勾留するため、高江から辺野古まで時間をさかのぼって逮捕要件を広げ、弾圧を拡大強化している。沖縄の反戦・反基地運動の破壊を狙ったあからさまな政治弾圧であり、断じて許すことはできない。

 新たに4人が逮捕されたことを受けて、名護署前では午後2時頃から緊急の抗議集会が開かれた。今日逮捕された仲間は名護署、浦添署、宜野湾署に分散して勾留されており、各警察署で抗議・激励行動が今後取り組まれていく。ぜひ、近くの警察署に足を運んでほしい。

 翁長知事の高江ヘリパッド建設容認という変節をも利用しながら、高江から辺野古へと弾圧が拡大・強化されている。現地での抗議行動もさらに厳しさを増すが、ひるんではいられない。脅しにすくんだら負けである。細心の注意を払いつつ、大胆かつ積極的にこれまでの行動を続けていきたい。沖縄に住んでいれば、目の前に軍事基地があるという現実から逃げることはできないのだ。

 


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