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Channel: 海鳴りの島から
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H地区で進む伐採による森の破壊。

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 写真は9月23日のH地区ヘリパッド建設予定地の状況である。大規模に木々が伐採され、見るも無残な状態となっている。抗議にやってきた市民が2台の小型バックホーのまわりに座り込んだため、この日は午前9時過ぎから午後3時半頃まで、H地区での作業は止まった。

https://www.youtube.com/watch?v=Z5nnCeQGG-U&feature=youtu.be

 伐採された木の切り株を見ると、直径が30~40センチメートルの木もかなりある。

 H地区ヘリパッドの樹木伐採はまだ終わっておらず、作業員7人が重機から離れた場所で、機動隊に守られて作業を行った。市民の座り込みによる抗議は、最後は機動隊に強制排除された。それでも、午後3時過ぎまでバックホー2台を使った作業は止まった。

 一方でN1表ゲートでは、これまでで最多の10tダンプカー33台分の砂利搬入が行われた。国場組の採石場から車列でN1表ゲートに搬入したあと、メインゲート内に溜めた砂利を2回往復して運んだという。N1やH地区のヘリパッド建設現場で抗議行動を行っている分、砂利を積んだダンプカーへの抗議は弱くなってしまった。

 砂利搬入も木の伐採や整地作業も、どちらも止めないといけない。そのためには、多くの市民の参加が必要だ。これまでよりも1歩踏み込んで行動し、やんばるの森の破壊を止めましょう。 


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