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Channel: 海鳴りの島から
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N1への砂利搬入に対する抗議と高江の森に咲く花

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 28日も早朝から高江のN1で進められているヘリパッド建設工事に反対し、抗議行動に参加した。N1ゲートの前は沖縄県警と大阪府警、警視庁の機動隊によって規制され、道路を横断することもできない。森の中で集会を開き、狭い歩道でデモやシュプレヒコールをするのがやっとの状態だ。

 市民の抗議行動を圧殺しようとする安倍政権の姿勢は、表現の自由を奪い取ることで、高江では大した抗議もなく「粛々」と工事が進んでいるかのように演出しようとするものだ。だからこそ目に見える形で抗議の意思を示すことが重要となる。警察・機動隊が力ずくで抑え込もうとするなら、それをかわしつつ創意工夫して抗議を続けよう。

 北勝建設のダンプカー10台がN1ゲートから砂利を搬入した。午前中でそれを敷きならす作業を終えると、ゲート前に荷物の運送車と機動隊のバスを並べゲートを封鎖する。そういうやり方が3日間続けられている。

 北勝建設のダンプカーは、国頭村の西海岸にある国場組の砂利採石場で砂利を積んでいる。28日は午前6時半に警察車両に先導されて採石場を出発すると、国道58号線を30~40キロほどのスピードで南下。塩屋大橋を渡って塩屋湾の南側を通り国道331号線に入った。そのあと平良に出て北上していくのだが、山間部では時速20キロほどの低速で高江に向かっていた。

 この日は途中で抗議行動が行われ、約20分間、砂利を積んだ車列が立ち往生する状態となった。ダンプカーの前後や間には多数の警察車両が警備していて、私服刑事やヤマトゥの機動隊員が恫喝をくり返したが、みんなよく粘って抗議を続けた。採石場から高江のN1までは車で普通に走っても1時間近くかかる。いろんな形で抗議が可能だ。

https://www.youtube.com/watch?v=OcVE1bwWNOc&feature=youtu.be

 殺伐とした話が続いているので、たまには美しい花を眺めよう。ツルランの仲間だろう、高江の森でひっそりと咲いている。この数年、高江の森でこの花を眺めるのを楽しみにしてきた。こういう花が咲く森を破壊してヘリパッドが建設されようとしているのだ。乱獲されたり米兵に踏みつぶされることなく、高江の森で咲き続けてほしい。


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