20日は朝、松田ぬ浜からカヌー7艇が監視・抗議活動に出発した。ほかに3艇が初心者練習を行い、私はこちらのサポートを行った。
海ではいまだにフロートが撤去されず、スパッド台船やクレーン付き台船も大浦湾に居座り続けている。海底ボーリング調査は止まっているにもかかわらず、県民を愚弄するようにフロートや台船の設置を継続し、日々血税を浪費している。
そのことへの抗議と作業が行われていないかの監視を欠かすことはできない。
カヌーが出発する前に水陸両用車の訓練が行われていて、そのあとはゴムボートを使った海兵隊の訓練が行われていた。内陸部では射撃音や砲弾の爆発音が海まで聞こえ、ヘリが海上と陸上を飛ぶ。新基地建設だけでなく、これらの訓練にも反対しなければならないのだが、海ではまだそこまではできていない。
初心者練習といっても、これまで何度も参加している人が相手だったので、今日は平島の往復を目標に漕いだ。
途中、キャンプ・シュワーブの映画館の作業に対して抗議が行われていたが、練習班は別行動で平島を目指した。初心者練習をしている人は、初めて平島に来たとのことで、立派に目標を達成した。
しばらく平島で休憩をとった。監視・抗議行動を行っている班はフロートを越えて、スパッド台船やクレーン付き台船を回り、曳航の練習なども行っている。海上や陸上での作業は、映画館以外では確認されていない。
熊本・大分の地震被害のニュースを見ながら、これまで講演会などでお世話になった熊本の皆さんのことを思い出している、無事でいることを祈りつつ、辺野古で今やるべきことを続けている。