5日はカヌーに乗るためウェットスーツを着て辺野古に行ったのだが、雨のため海上行動は中止となった。テント2でカヌーメンバーとゆんたくしていると、松田ぬ浜に落とし穴が作られている、と連絡があったので見に行った。
キャンプ・シュワーブの金網フェンスに張られたバナーを剥がし、それを使って落とし穴が作られていた。この間ネット右翼がバナーを剥がしてきたことを考えれば、その関連も考えられる。フェンスにバナーを張ってあるからこんなことが起こるのだ、と騒ぎ立てるかもしれない。
穴は60センチほどの深さがあったので、落ちたら足首や膝を痛める可能性があった。誰がやったのか分からないが、悪質ないたずらはやめるべきだ。
第3ゲートから見ると3隻のクレーン付き台船は、相変わらず大浦湾に居座っている。沖縄防衛局が指示すれば、スパッド台船を分解してクレーン付き台船に載せ、大浦湾から撤去するのは2日でできるはずだ。昨年、台風で羽地内海に避難したことを考えれば、難しいことではない。
工事は中断しても、いつでも再開の準備はできている、という国の意思を示すつもりなのか。写真は汚濁防止膜のアンカーとなる15トンのコンクリートブロックを積んだ台船だが、大浦湾を分断しているフロートともに、1日も早く撤去することを求める。
3月4日に工事が中断して1か月が過ぎたが、この間3名の逮捕者が出ており、特に軍警備員を使った米軍の高圧的な姿勢が顕著だとして、明日5日の午後3時から、中城村石平の在沖米軍司令部前で抗議集会が開かれる。
辺野古新基地建設を強行し続ければ、沖縄の全基地に反対運動が波及し、米軍基地の機能維持すら危うくなる。それくらいの危機感を米軍や米政府が持つようにならなければ、彼らは当事者意識を持たないだろう。
明日の集会は米軍司令部に直接抗議することで、米軍にとって事態が深刻であることを認識させる意味がある。平日の昼間だが、キャンプ・フォスターのゲート前に集まりましょう。