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国と沖縄県の「代執行訴訟」和解、翌日の大浦湾

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 5日は風が強く海上行動は中止となった。前日、国が沖縄県を訴えていた「代執行訴訟」で和解が成立した。埋め立てに向けた工事や海底ボーリング調査も中断するが、すでにクレーン付き台船やスパッド台船はすべて陸の近くに移動している。

 カヌーの練習も難しかったので、平和丸1号に乗って大浦湾の様子を見た。

https://www.youtube.com/watch?v=l82jmqkfzQ0&feature=youtu.be

 大浦湾も荒れていたが、フロートを越えて台船の方に向かう平和丸1号に、海上保安庁のゴムボート2隻が近づいてきた。国と沖縄県の和解を受けて、海保も注意はするものの船に乗り込んでくることはなかった。

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https://www.youtube.com/watch?v=-su3IFhLrfE&feature=youtu.be

 海底ボーリング調査を行っていた緑のクレーン付き台船(第八十八福丸)は、最後のボーリング地点にガイドパイプを残したまま陸側に移動している。風と波を避けてのことと思われるが、週明け以降、ガイドパイプを抜いて調査を中断するかどうか、注意したい。もちろん、調査を継続することは許されないし、あってはならない。

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 調査を終えたスパッド台船は2基並べられて、陸の近くに置かれている。緑のクレーン付き台船に乗せて持った来たので、早急に解体して同船に積み、大浦湾から出て行ってもらいたい。

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 汚濁防止膜のアンカーとして使用するコンクリートブロックを積んだ台船は、海中投下できないまま工事中断に追い込まれた。一時は昨年末に投下するとも言われていたが、政府・防衛省は強行できなかった。このような作業の遅れをもたらしたのは、辺野古新基地建設に反対する沖縄県民の強い意思と、それに支えられたキャンプ・シュワーブ・ゲート前と海上での阻止・抗議行動があってのものだ。

 安倍政権は1日も早く埋め立てを開始し、引き返せない状況を作って県民をあきらめさせようとした。現場での体を張ったたたかいが、それを許さなかった。海保や機動隊に何度排除されても粘り強く抗議を続ける。けが人や逮捕者が出ても屈することなく続けられた行動がなく、作業が順調に進んでいたなら、裁判の動向も変わっていただろう。

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 上の写真の右側に積まれた青い四角い物は海保の浮桟橋。前日の午後に浜に引き揚げられた。海保のゴムボートは写真で左側の陸地に並べられていた。

 米軍のリゾートビーチにはフロートやオイルフェンスが引き揚げられていた。沖縄防衛局は、大浦湾を分断しているフロートとオイルフェンス、ブイなどをすぐに撤去し、コンクリートブロックを引き上げて、回復措置をはからねばならない。

 30分余り大浦湾の状況を見てから汀間漁港に戻った。この日は作業船や警戒船、マリンセキュリティの警備船などの姿も見えなかった。来週以降、しばらくは海上作業の動きを監視しつつ、フロート撤去を求める行動が行われるだろう。

 土曜日で昼食は手作り弁当の差し入れがあった。いつも栄養バランスを考えた、心のこもった弁当を作ってくれる皆さんに深く感謝したい。

 


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